「ロクシタン」と「ピエール・エルメ」、パリ・シャンゼリゼ通りに共同ショップ出店

 化粧品ブランド「ロクシタン(L’Occitane en Provence)」と、パティスリー「ピエール・エルメ(Pierre Hermé)は12月8日、パリ・シャンゼリゼ通りに共同ショップ「86Champs」をオープンした。

「ロクシタン」と「ピエール・エルメ」の共同ショップ「86Champs」

 建築家のローラ・ゴンザレス(Laura Gonzalez)が手掛けた280平米のフロアには、ビューティ製品とパティスリーの両方が揃う。「ロクシタン」のコーナーでは、ヴァーヴェナ、アーモンド、シアバターといったアイコニックな素材とブランドの歴史を落とし込み、クリスマスコフレも販売。そして店内中央はパティスリースペースとなっていて、マカロンやケーキなど「ピエール・エルメ」が手掛ける様々なデザートが手に入る。さらにイートインスペースでは、朝食、ランチ、ディナーやコーヒー、カクテルなどが楽しめる。
 
 「ロクシタン」と「ピエール・エルメ」は2015年に初のコラボレーションを行い、「ロクシタン創業者のオリヴィエ・ボーサン(Olivier Baussan)によるデザインのボトルを使ったフレグランスラインを発売した。

「86Champs」店内

 今年8月にグローバルサイトを刷新し、新しいショップコンセプト「サンシャイン(Sunshine)」も打ち出した「ロクシタン」。今回の出店も、商品体験に重点を置いたグローバルな戦略の一環と位置付ける。12月16日には、ロンドンに600平米の旗艦店もオープンする予定だ。「現地のやり方で、それぞれの子会社が新しいことに挑戦できるよう後押ししている。例えばロンドンでは、商品を販売するスペースは2階のみで、1階は顧客体験専用にした」とエアドリアン・ガイガー(Adrien Geiger)チーフ ・カスタマーエクスペリエンス・オフィサー。

「86Champs」店内

  同氏の父であるレイノルド・ガイガー(Reinold Geiger)が1996年にロクシタンの主要株主となり、ブランドに新しい風を吹き込んだ。「ロクシタン」のほか、「メルヴィータ(Melvita)」や「エルボリアン(Erborian)」などを傘下に収めるロクシタングループは、香港証券取引所に上場している。売上高13億ユーロ(約1728億3600万円)のうち、約90%が「ロクシタン」ブランドのもの。

「86Champs」のイートインスペース

 現在、「ロクシタン」ブランドは世界に3000店舗を展開しており、一番の市場である日本は売上構成比20%を占める。次いで米国が16%、中国が13%で、発祥の地であるフランスの占める割合は8%だ。
 
 
(2017年12月7日現在、1ユーロ=133円で換算)
 
 

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