"若者向けブランド"のイメージ脱却へ「ローリーズファーム」刷新の狙いとは

 アダストリアが展開する「ローリーズファーム(Lowrys Farm)」が、2018年秋冬シーズンにリブランディングを行った。10代〜20代前半の若者を中心に支持を得てきたイメージが強いが、今シーズンからメインターゲットを25歳以上にシフトし、2019年春夏シーズンからは商品開発にも反映していく。

Image: Lowrys Farm
 
 同ブランドは「クオリティ&リラックス」をテーマに、ベーシックアイテムとトレンドアイテムをミックスした清潔感のあるコーディネートを提案。1992年に1号店をオープンして以降、ファッションビルのテナントや路面店などに2018年2月末時点で国内149店舗、海外に37店舗を展開している。
 
 10代〜20代前半の学生から好まれているイメージが強いが、実際の主な購買層は25歳以下が4割、25歳以上が6割と世間のイメージよりもやや上の世代。また、近年は25歳以上の購買層が増えているという。
 
 これを踏まえ、リブランディング後のメインターゲットは25~30歳に設定。今シーズンはプロモーションに注力し、イメージキャラクターに女優の長澤まさみと夏帆、アートディレクターには吉田ユニを起用。8月に公開したプロモーション動画第1弾では、長澤と夏帆が草原や無機質な場所に凛とした表情で佇む様子を描き、大人の女性が持つ強さや魅力を演出した。シンプルで不思議な世界観を通じて、今までにないブランドの新しい一面を表現したという。
 
 2019年春夏シーズンからは大人の女性が着やすいベーシックでカジュアルなアイテムを拡充。ローリーズファームの広報担当者は「プロモーションや商品は大人の女性に向けてアプローチしていきますが、今支持を頂いている若い世代の方も引き続き大切にしていきたい」とコメントしており、年代を問わず着れるブランドとしての訴求を強化することで今まで以上に幅広い女性から愛されるブランドへの成長を目指すという。



 

 

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