「Enharmonic TAVERN」"劇場"テーマにブランド初のインスタ

 「Enharmonic TAVERN(エンハーモニック・タヴァーン)」が2011年10月13日、東京・代官山で2012年春夏コレクションをインスタレーション形式で披露した。インスタレーションで発表を行うのはブランド初の試み。メンズ業界を中心に活躍するスタイリスト3氏と共に、フィルム上映等を含めた新たなアプローチでブランドの可能性を打ち出した。

Enharmonic TAVERN


 2010年に設立した「Enharmonic TAVERN」は、クリエイターとアーティストが集うクリエイティブチーム「Enharmonic」が手掛けるブランド。TAVERN(=酒場)に集まる人々がEnharmonic(=異名同音)を奏でるように、様々なフィールドで活躍するメンバーが生み出すアイディアを各アイテムに落とし込んでいる。シーズン毎にメンバーの一員であるentが楽曲を製作しサウンドトラックを発表。ブランドとして音楽の共存を大切にするなど、異業種とのコラボレーションを含めたジャンルレスな活動を行っている。

 4シーズン目となる2012年春夏コレクションは、60年代後半にヒッピー達が道ゆく人たちに花を配って反戦を呼びかけていたことから付いた呼び名"Flower Children"がテーマ。平和と愛の象徴として花で身を飾った彼らの生きた時代を背景に、ブランドらしいテイストをプラスしたコレクションを提案。ハンドメイドの温かさとロックなスパイス、クラシックとモダンといった相反するデザイン要素で昇華させているのが特徴になっている。"Theater(劇場)"をテーマにしたインスタレーションは芝居舞台の中で演目が進む展開になっており、Chihiro氏(アートブレイカーズ)によるショートフルムも上映された。一人寂しく暮らす"ヤギ男(=架空の人物)"が、自ら作り出した"かいじゅう"の友達に食べられてしまうというシュールなストーリー。インスタレーションは、田村和之氏、杉浦優氏(The Voice)、岡部俊輔氏(Trival)ら、3名のスタイリストとentのセッションで製作されており、ダンスパフォーマンスなども披露された。舞台に上がったモデル達は、ソファーに腰掛けたり、机に置かれたペンや筆、本などを使ってポージング。映画の中のワンシーンのように動き、統一した世界観を魅せた。

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