By
fashionsnap
fashionsnap
掲載日
2016/06/17
2016/06/17
「グッチ」トム・フォード時代の作品そろう展示室をミュージアムに開設
By
fashionsnap
fashionsnap
掲載日
2016/06/17
2016/06/17
「グッチ(Gucci)」が、イタリア・フィレンツェにあるミュージアム「グッチ ミュゼオ」に、元クリエイティブディレクターであるトム・フォード(Tom Ford)のクリエーションに特化した展示室を開設した。
アリ・マルコポロスの写真集「Epiphany」の出版記念サインイベントに合わせ、チェリーレッドで統一されたウィメンズ及びメンズウエアの展示室と、ピンクを基調としたアクセサリーの展示室の2つが6月16日に初公開された。挑戦的かつ官能的なムードが漂う展示室は、かつてトム・フォードがデザインチームを統括していた時代に「グッチ」のために創りあげた世界観を、内装と展示方法で再現。ウエアの展示室は、1990年代から2000年代にかけての「グッチ」におけるトム・フォードの美学を代表する作品として、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)がキュレーションを行った。アクセサリーの展示室では、発表当時話題呼んだスイムウエア「Gucci GG G-String」をはじめ、手錠や犬の首輪などが展示される。
「グッチ」の現クリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレは、2002年にトム・フォードに才能を見出されて「グッチ」のロンドンオフィスに入社。新展示室を設けた理由について「グッチにセンシュアルな美意識を与え、自己表現するようになったのはトム・フォードによるものだったことを見学者に思い出してもらいたい」と語っている。
Copyright © 2024 Fashionsnap. All rights reserved.