「シャネル」、次回"メティエダール"ショーはNYメトロポリタン美術館で

Dominique Muret

掲載日
2018/09/05

　「シャネル（Chanel）」が傘下アトリエの技術を駆使した "メティエダール"コレクションの次回ランウェイショーは、12月4日にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される。

　カール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）はニューヨークに深い思い入れがあり、過去には何度か広告キャンペーンを撮影している。さらに、2005年12月の"メティエダール"コレクション、2006年のクルーズコレクションと、2度にわたってランウェイショーを開催したことも。

　「シャネル」のメゾン自体にとってもニューヨークはゆかりのある街で、ガブリエル・シャネル（Gabrielle Chanel）は1931年に初めて同地を訪れている。

　2002年に始まった"メティエダール"コレクションのショーは年に1回行われており、「メゾン・ルサージュ（Maison Lesage）」、「ルマリエ（Lemarié）」、「マサロ（Massaro）」、「メゾン・ミッシェル（Maison Michel）」など、伝統工芸を受け継ぐアトリエによる"サヴォアフェール"、匠の技を前面に押し出している。