「ミュラーオブヨシオクボ」が低価格のカプセルコレクション発表

　久保嘉男が手がける「ミュラーオブヨシオクボ（Muller of Yoshiokubo）」が、2017-18年秋冬コレクションをカジュアルな素材に落とし込み、メインコレクションよりも低価格で展開するカプセルコレクションを発表した。4〜5月から販売が開始する。

　2017-18年秋冬コレクションでは、都会でも山小屋でも着られるような服をイメージし、ヴィンテージとモダンといった相反する要素をミックスしたアイテムを発表。これまで春夏と秋冬の2シーズンでコレクションを展開してきたが、バイヤーなどから「シーズンの境目にフレッシュなアイテムが欲しい」という要望があったことから、シーズンの合間に向けてカプセルコレクションを製作した。

　カプセルコレクションでは、オールシーズンで長く着られる服をイメージし、メインコレクションをデニムや白い布帛に落とし込んだ約15型を展開。同ブランドのターゲットは30〜40代が中心だが、Tシャツが1万円台、ドレスが3万円台など価格を抑えることで幅広い層にアプローチする。なお、今後も端境期に向けたカプセルコレクションの展開を考えているという。