fashionsnap
2016/09/05
「本当に必要とされる化粧品づくり」とは?10周年で刷新する Shigetaの理念
fashionsnap
2016/09/05
パリを拠点とするオーガニックブランド「シゲタ(Shigeta)」が10周年を迎え、「Awakening」シリーズのリニューアル発表会を都内で開催した。「Shigeta」を主宰するChico Shigetaに、ブランドの10年と「本当に必要とされる化粧品」についての理念を聞いた。
新「Awakening」シリーズは、エイジングケア分野において肌老化の原因となる「糖化」に着目。5年の歳月をかけ、糖化を食い止める植物成分「Kolaflavone」を開発し、特許を取得した。新シリーズにはブルガリア産オーガニックダマスクスローズから精製されたローズ・ウォーターをベースに新成分を配合。モイスチャーセラム、アイクリーム、ミルク、クリームをラインナップする。価格は税抜5,200円〜7,400円。
「Shigeta」は、元々セラピストとして活動していたchico Shigetaが2006年にパリで立ち上げ。2010年には自社製造工場をパリ市内に設立し、独自のフォーミュラで製品開発を行っている。パリに製造の拠点を置くことから、今回のリニューアルにあたりブランド名に「Paris」を付け加え、パッケージも刷新した。
来日したChico Shigetaは「最初は手探りの状況から始まり、10年はあっという間だった。ずっと一貫してきたことは『本当に必要とされる化粧品』を作るという姿勢」といい、「意識の高い人をターゲットにするより、手にとってもらい使ってみて初めてオーガニックだと気づくような製品を作ってきた。そのため、パッケージも10年前の当時、オーガニック製品では主流だったグリーンやエコを全面に打ち出すデザインでなく、シンプルでモダンなデザインを採用した」とこだわりを説明。女性の美しさについて「自分らしさが出た時が一番輝いていて美しい。私達の製品でセルフケアを行うことで、良いと思うことは良いと言える、自分の意志を持って自己表現ができる女性のお手伝いができれば」と語った。
Copyright © 2024 Fashionsnap. All rights reserved.