「Ravijour（ラヴィジュール）」が10月8日、初の単独ファッションショーをラフォーレミュージアム六本木で開催した。設立10周年の集大成と位置付けて、年間コンセプト「Mood Up（ムード アップ）」を落とし込んだ2014年ウィンターコレクションを披露。ダンスフロアを彷彿とさせるミラーボールが光を放つなか、事前に来場者へ配布されたブレスレットも一斉に光るという試みを導入した。

　ファッションショーはランジェリーとルームウェア、クリスマスシリーズの3本立てで構成。ピアノやソファ、ベッドなど「Mood Up」に着想を得た部屋のような空間に見立て、「セクシー」や「ラグジュアリー」をイメージしたというラメやファー付きのランジェリー姿でエリーローズや有末麻祐子、吉田夏海らモデルがランウェイをウォーキングした。また、ショー終盤には来場者のブレスレットが突如点滅。会場全体を白い光で包み、「Ravijour」が提案する一足早いホワイトクリスマスを演出した。

　20代女性を中心に支持を広げる「Ravijour」は、10周年を祝い、2014年春夏シーズンは著名人を迎えた初の写真展形式、2014年秋冬シーズンは"生きた"マネキンやカジノゲームなど多彩な工夫を凝らしたペントハウス風の会場で、最新コレクションを発表。今年1月には"真実の愛"がないとホックが外れないブラを開発し、釜山国際広告賞2014（AD Stars）で4つの賞を受賞している。