200周年の「ブルックス ブラザーズ」、フィレンツェでブランド初のランウェイショー開催

 「ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)」は、イタリア・フィレンツェで開催中のメンズ展示会「ピッティ・ウオモ(Pitti Uomo)」にて、創立200周年を記念してブランド初のランウェイショーを開催した。1818年に設立された同ブランドは、1988年にマークス&スペンサー(Marks & Spencer)の傘下に入ったが、2001年にはイタリアのクラウディオ・デル・ヴェッキオ(Claudio Del Vecchio)が買収している。

Pitti Immagine

 ショーは現地時間1月10日夜、ヴェッキオ宮を会場に、天井にレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロによるフレスコ画が描かれた500人大広間で行われた。内装にはブランドのアイコニックなカラーであるマリンブルーとゴールドを用い、バックではイタリアのフィルハーモニーオーケストラが生演奏を披露していた。
 
 流れるのはアリシア・キーズ(Alicia Keys)の『エンパイア・ステイト・オブ・マインド』など、アメリカの楽曲だ。長いランウェイには合計51のメンズルックが登場したほか、クリエイティブディレクターを務めるザック・ポーゼン(Zac Posen)がデザインしたウィメンズのシルエット8型も披露された。
 
 コレクションの多くは「ブルックス ブラザーズ」のアイコニックなアイテムからインスパイアされたもので、どんなシーンにも対応できるようなメンズワードローブとして現代に蘇っていた。ショーはエレガントな金ボタンのネイビーブレザーで幕を開け、スリーピーススーツ、レジメンタルタイ、蝶ネクタイ、フランネルのアンサンブルといったフォーマルなルックが続く。もちろん、1896年に「ブルックス ブラザーズ」が考案した "ボタンダウンシャツ"も登場。
 
 オフ仕様のリラックスしたウェアも揃い、コーデュロイのアンサンブル、ブルゾン、バミューダパンツ、半袖シャツ、ベスト、ジーンズといったアイテムが。
 
 モデルにも様々な人種を起用し、映画に描かれるような "アメリカ"のイメージを想起させている。ランウェイショーの後には、写真やアーカイブピースなどブランドも歴史も展示された。
 
 「我々は200年間、歩みを止めることなくやってきました。多くの方はご存じないでしょうが」とクラウディオ・デル・ヴェッキオ(Claudio Del Vecchio)CEO。「ブルックス ブラザーズ」は、米国で初めて既製服の小売を行ったブランドだ。ボタンダウンシャツの他にも、1900年にはポロカラーシャツも考案した。
 
 

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