Guess新広告は日本が舞台 伝統的モチーフを取り入れ東西文化を融合

by

Olivier Guyot

掲載日
2014/11/10

　「Guess（ゲス）」の2014年ホリデーコレクションの広告キャンペーンビジュアルが公開された。フォトグラファーにChen Man（チェン・マン）を起用し、ブランド創設以来初めて日本で撮影。富士山や剣道、茶会、鯉のぼり、和傘など日本を象徴するモチーフを多く取り入れ、東西文化を融合。キャンペーンビジュアルは、国内外のファッション誌や公式サイト、各店舗、野外広告などで掲載される。

　本国GUESS?.incのポール・マルシアーノCEO兼CCOがディレクションした新広告キャンペーンは、Megan WilliamsとKarmay Ngaiが「Guess」ガールモデルを務め、「グローバルな友情の旅」をテーマに展開。富士山を背景に日本の最も伝統的な武道である剣道に励むカットをはじめ、人力車や茶会、鯉のぼり、和傘など日本のあらゆる要素を採用し、最後は和傘をもつ「Guess」ガールが桜の花を一面に敷き詰めた花壇でポージングするシーンで締めくくっている。スタイリングは、ファッションエディター兼スタイリストの広田聡が手掛け、赤と黒のコンビネーションが特徴の同コレクションを表現した。

　「Guess」は、1981年にマルシアーノ兄弟がジーンズブランドとしてスタート。30周年を迎えた現在ではウィメンズやメンズ、キッズのアパレルラインからアクセサリーラインまでのフルコレクションを展開するブランドに成長した。LAを本拠地に北米や南米、ヨーロッパ、中東、アジアの全世界90ヶ国に1,700店舗以上を出店。日本では2014年2月にラフォーレ原宿に日本1号店を出店し再上陸した。