LVMH、17年通期は13%の増収 中国市場がけん引

 LVMHグループが発表した2017年業績は、売上高が13%増の426億3000万ユーロ(約5兆8000億円)となった。第4四半期は予想を上回る増収を記録し、特に堅調に回復したアジア市場がけん引したという。

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Christian Dior - Spring-Summer2018 - Haute Couture - Paris - © PixelFormula

 「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」、「フェンディ(Fendi)」などを傘下に収めるLVMH。2017年10-12月には、既存店ベースで11%の増収があった。これはロイターのアナリスト予想である9%を上回る結果ではあったが、12%を記録した前四半期と比べると、やや減速している。
 
 アジアからの消費が高まったことにより、ハンドバッグ、アパレル、ウォッチといったカテゴリが伸びたという。中でも、中国が目立った。
 
 競合相手で「カルティエ(Cartier)」などを所有するリシュモン(Richemont)も、2017年には中国における需要が高まったと発表している。
 
 LVMHグループによると、現在の環境は業界に対して比較的有利であり、2018年に関しても、「不利な為替と不透明な政治情勢にもかかわらず」、さらなる伸びを見込める準備があるとしている。
 
 2017年のグループの営業利益は18%増の82億9000万ユーロ(約1兆1300億円)で、予想にほぼ並ぶ結果に。
 
 また、昨年にはクリスチャン・ディオール(Christian Dior)社を完全に傘下に収めたことで、「ディオール」ブランドに関する全ての事業を統括したLVMH。こうした影響も僅かに表れている。
 
 ファッション&レザーグッズ部門はグループ全体の利益の半分以上を占めているが、2017年の売上高は155億ユーロ(約2兆1100億円)で、既存店ベースで13%伸びている。

 
(2018年1月26日現在、1ユーロ=136円で換算)
 
 

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