AFP
2017/02/16
NYファッションウィーク:「ラルフ・ローレン」、2度目の "see now, buy now"ショー
AFP
2017/02/16
「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」は2月15日、2度目となる即売形式の"see now, buy now"ランウェイショーを行った。会場となったマディソンアベニューの旗艦店には、壁一面に白い蘭の花が飾られ、鳥の囀りが流れる。
モダンなアメリカンシックのエッセンスを凝縮したクリエーションが持ち味のラルフ・ローレンは、就任式典時のメラニア・トランプ大統領夫人だけでなく、ヒラリー・クリントン氏の装いも手掛けている。
今回披露した17年春夏コレクションでは、ブロンズ、ゴールド、ペールバターといったソフトな色合いに、スネークスキンのウェッジサンダルやアニマルプリントバッグで官能的な色を添えた。
ジャンプスーツ、テーラードリネンジャケット、ハーレムパンツ、チェーンメイルドレスにバスケットウィーブのカーディガン。ゴールドのラメが陽光に洗われた砂漠の砂のように輝く一方で、レザーのジャンプスーツやバイカーパンツといったアイテムの黒がアクセントに。
アフリカンなムードのデコラティブアクセサリーに、ラルフ・ローレンのトレードマークでもあるシースワンショルダードレス、ネックラインから波打って落ちるトレーンなどのディテールも目を引いたが、柄物はほとんど登場していない。
しかし、ラルフ・ローレンの帝国に影が差しつつあるのも事実だ。今月は、方針の相違を理由にステファン・ラーソン(Stefan Larsson)CEOが退任することも発表した。
先シーズンに採用したショー直後の即売形式を今季も続けていることから考えると、少なくともこの戦略は功を奏していると見て良いのかもしれない。
無断複製・無断転載禁止
© 2024 Agence France-Presse
この記事(もしくはこのページ全体)にある情報は、フランス通信社の権利下にあります。 フランス通信社の許可なくこれらの情報を複製・編集・転載・翻訳・商業利用・その他再利用することは硬く禁じられています。フランス通信社は、遅延・誤り・ 遺漏、あるいはこのページの情報を元に行われた行為やその結果に対して、一切の責任を負いかねます。