NYファッションウィーク、セクハラ問題に取り組む姿勢

 アメリカファッション協議会(Council of Fashion Designers of America)は、ファッションウィークの幕開けに際して、セクシュアルハラスメントや性暴力と闘うよう業界関係者に呼びかけた。ファッションの世界でも、有名フォトグラファーなどが告発を受けている。

CFDA

 CFDAのダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane Von Fürstenberg)会長名義で発表された声明では、デザイナー、フォトグラファー、ショープロデューサーらに対し、「モデルが衆目にさらされない場所で着替えができるような」空間を設けることが推奨された。
 
 他にも、「何らかの形で、脅かされている、危険が迫っていると感じた場合」はそれを報告することを呼びかけ、ニューヨーク市警察性犯罪特捜班を始めとする様々な機関の連絡先を提示している。
 
 「今、勇敢な女性と男性が立ち上がっています。政治、スポーツ、演劇、ファッションといった世界で、決して容認できない文化が告発されているのです」とダイアン・フォン・ファステンバーグは強調する。「我々は危険な環境を根絶し、業務中に不適切な扱いを受けた場合は、業界に関わる人すべてが報告するよう推奨します」。
 
 ニューヨーク ファッションウィークは2月5日に開幕し、メンズ・ウィメンズと続けて行われるが、今回の声明は高まる#MeToo運動を受けてものだ。ファッション業界でも、テリー・リチャードソン(Terry Richardson)、ブルース・ウェーバー(Bruce Weber)、マリオ・テスティーノ(Mario Testino)といった有名フォトグラファーがセクシュアルハラスメントで告発されている。

 「ヴォーグ(Vogue)」や「ヴァニティフェア(Vanity Fair)」などを発行するコンデナスト(Condé Nast)は、すでに上記3名との契約を全て打ち切っている。
 
 米コンデナストは今年の1月半ばに新たな倫理規定を発表し、ヌードや性的な含みのあるポーズを必要とするフォトセッションにはモデルとの事前合意が必要であること、そしてフォトグラファーやメイクアップアーティストとモデルとを二人きりにしないこと、といった規則を導入した。アルコールとドラッグもスタジオでは禁止される。こうした規定は、先週世界各国のコンデナスト社でも適応されている。

 

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