掲載日
2017/09/11
2017/09/11
NYファッションウィーク:精緻でパワフルな「ヴィクトリア・ベッカム」
掲載日
2017/09/11
2017/09/11
「ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)」の18年春夏コレクションは、リラックスした洗練を感じされるものだった。
ショーはメンズのチェックシャツをシースルーのチュールスカートとスタイリングしたルックで幕を開けた。そしてマニッシュなブラウスとペンシルスカートや、シックなサマードレスなどがそれに続く。ダーツ、タック、ルーシュといったテクニックがふんだんに使われた精緻なカッティングが特徴的だった。ゆったりとしたレングスが優雅なリネンのパンツスーツは素晴らしく、さらにボーイッシュなストライプのシャツ素材とシルクを組み合わせたシースドレスも数型登場。ランウェイミュージックの巨匠、フレデリック・サンチェスの選曲でブラック・サバスやザ・ホワイト・ストライプスがバックに流れた。
「フェミニンでいることと同時に、パワフルであることは可能よ。このショー本当に実直に作ったの。生地でラッフルを作ったり、加工を施すことで、面白いグラフィックと軽やかな素材を実現することができたわ。夏には欠かせないものよね。私のブランドを買う人はよく旅をするし、レイヤードスタイルも好むの。今回のコレクションはそれができるように作ったわ。それから、色も良いと思う。アイスクリームみたいな、でも甘すぎない……プレイ・ドー(子供用粘土)のみたいなカラーよ」。
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