Tokyo 新人デザイナーファッション大賞のポスターがワンショーでメリット賞獲得

　ファッションデザインコンテスト「Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」の2014年度大賞ポスターが、「ワンショー（The One Show）」でメリット賞を受賞した。メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京（Mercedez-Benz Fashion Week TOKYO）で提出した4連貼りのポスターで、原宿サン・アド（Harajuku Sun-Ad）所属の柳圭一郎がクリエイティブディレクター兼アートディレクターを担当して制作。受賞について同社は「世界的な賞に選出されたことが何よりも嬉しい」とコメントしている。

　ワンショーは、1975年に設立された広告の非営利団体ワンクラブ（The One Club for Atr & Copy）が毎年開催している広告賞で、世界三大広告賞の一つとして知られている。今回メリット賞を受賞した同作品は、「服は裸を超えられるか」を表現コンセプトに掲げ、柳圭一郎が中心となって制作。未知なるファッションを想起させるため、人体のシルエットをベールで包み込んだオブジェを作成して表現したという。

　Tokyo 新人デザイナーファッション大賞は、1984年にオンワード樫山が創設した新人デザイナーを発掘するファッションコンテスト。2014年10月には、「2014 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」に入賞した「ロキト（LOKITHO）」「ユウキ オグラ（YUUKI OGURA）」「No,No,Yes!」「タマキ フジエ（TAMAKI FUJIE）」「ジーン ジニー アンド ハングリー フリークス、ダディー（jean genie & hungry freaks, daddy）」と、2012年入賞の「ユキヒーロープロレス」の計6ブランドによるファッションショーが開催された。