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fashionsnap
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掲載日
2012/08/08
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matohu(まとふ)初の書籍「言葉の服 -歴史-」出版
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2012/08/08
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「matohu(まとふ)」が、初の書籍となる「言葉の服 -歴史-」を出版する。ジャバラ2面の仕様が特徴で、デザイナー堀畑裕之と関口真希子による文章と、宮原夢画や東花行らの撮り下ろし写真で構成。初版1500部はmatohu表参道本店のほか、金沢21世紀美術館のミュージアムショップにおいて8月11日に発売が予定されている。
「言葉の服 -歴史-」は、金沢21世紀美術館で開催中の展覧会「matohu 日本の眼 日常にひそむ美を見つける」の開催を機に、My Book Serviceにより企画された。ページはジャバラ状になっており、表と裏に違う色の表紙がついて、ベージュ×青、ピンク×グリーン、黒×紺の3色展開。「服を選ぶように好きな色を選ぶ」という楽しさが込められている。装幀は、「matohu」のロゴやビジュアルを手がけるDRAFTの平野篤史が担当した。
ジャバラの片面は、宮原夢画によるモノクロ写真のビジュアルブック。丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の杉本博司「アートの起源|歴史」で開催されたファッションショーで、「matohu」の代表的なアイテムの長着をまとったモデル達が、舞台となった白木の大階段を歩く姿が収められている。ショーの様子を描いた文章は、京都服飾文化研究財団の深井晃子が寄稿。ジャバラのもう片面は「歴史」をテーマに、もの作りの哲学や歴史考察、軽やかなエッセイなど「matohu」の文章がイラストや写真と共に綴られている。価格は2,850円(税抜)。
書籍を販売する金沢21世紀美術館ミュージアムショップでは、9月1日〜12日に「matohu」の期間限定ショップをオープン。新作コレクションをはじめアーカイブの長着や、展覧会特製のバッグやブローチなどの販売が予定されている。初日にはデザイナーが在店し、サイン会が開催される。
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