どこからが"パクリ"？ファッションデザインに関する法のセミナーが東京で開催

　セミナー「Fashion Law ‐ファッションの法的保護の現状・課題と将来の展望-」が金沢工業大学虎ノ門キャンパスで7月22日に開催される。

　「ファッション・ロー（Fashion Law）」という言葉は、ファッションデザインの法的保護に関する研究を意味する。アメリカの名門フォーダム大学が昨年「ファッション・ロー」の修士課程を開講するなど、服飾デザインの法的権利に関するトピックは昨今世界的に注目を集めている。
 
　「Fashion Law ‐ファッションの法的保護の現状・課題と将来の展望-」では、Fashion Law Institute Japan（以下、FLIJ）事務局長の金井倫之や、骨董通り法律事務所弁護士の中川隆太郎、エルメスジャポン知的財産権担当の黒川靖子が登壇。日本とアメリカにおける商標パロディの事例をはじめ、「どの程度似ていれば模倣なのか」「模倣品と知らずに仕入れた商品を販売したらどうなるのか」など具体的な法律問題についても事例を紹介する。

■Fashion Law ‐ファッションの法的保護の現状・課題と将来の展望-
場所：金沢工業大学 虎ノ門キャンパス
定員：100名
費用：無料
スケジュール：2016年7月22日（金）19：30〜21：30
19：30 - 20：10 『パロディと商標』 金井 倫之
20：10 - 20：50 『ファッションデザインとデッド・コピー』 中川 隆太郎
20：50 - 21：20 『ファッション企業における権利の保護並びに権利侵害対策』 黒川 靖子
21：20 - 21：30 『質疑応答セッション』