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fashionsnap
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掲載日
2015/06/18
2015/06/18
アバクロがクラブモナコのメンズデザイナーを起用 ブランドの「救世主」となるか?
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2015/06/18
2015/06/18
「アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)」のメンズヘッドデザイナーに、ラルフローレン傘下ブランド「クラブ モナコ(Club Monaco)」で4年間メンズデザインを手がけてきたアーロン・レヴィーン(Aaron Levine)が就任することがわかった。売上の落ち込みから、ブランドとしての転換期に直面している「アバクロンビー&フィッチ」の"救世主"として白羽の矢が立った形だ。
アーロン・レヴィーンは「クラブ モナコ」在籍中に、メンズウェア単体で店舗をオープンさせたり、メンズファッションに特化したECサイト「MR PORTER(ミスターポーター)」でアイテムの取り扱いを開始させるなど、ブランドのメンズウェアのレベルを押し上げた功績から、デザイナーとしての評価も高い。一方の「アバクロンビー&フィッチ」は、売上の落ち込みと不適切な発言で去年退任した前CEOマイケル・ジェフリー(Michael Jeffries)の後を引き継いだ経営陣が、ブランドイメージの回復に尽力しており、上半身裸モデルの撤廃など経営方針を大幅に変更。去年1年の売上は7億900万ドル(約870億円)で例年に比べ下げ幅は緩やかになったものの前年比8%減だったという。米「COMPLEX」誌などのメディアでは、レヴィーンの起用がアバクロのメンズウェアに高いデザイン性をもたらすのではないか、と期待の声が上がっている。
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