Amazonが7月16日、「Amazon匠ストア」をオープンした。オープン第一弾として「越後三条鍛冶」を特集して職人による農具、鑿など三条市で製造された約800点の商品を販売している。

　「Amazon匠ストア」は、商品販売以外にも商品を生み出す匠と技術や歴史などを総合的に紹介するストアとして作られており、今回は1625年に始まったといわれる三条鍛冶に焦点を当てて特集している。特集ページには市町村・団体・企業が問い合わせるメーラーが用意されており市町村単位だけでなく「モノ作り」に長年携わってきた老舗企業などの特集も今後行われる可能性がある。

　第一弾の特集になった新潟県三条市の市長の國定勇人氏は、「多様な製品が越後三条打刃物として伝統的工芸品の指定を受けました。Amazon匠ストアを通じて、三条鍛冶の技術・職人・製品の魅力や価値を多くの方に知っていただき、鍛冶の文化が継承されていくことを期待しております」とコメントしている。