エディフィス 新宿店が初の増床リニューアル、シテラ初の期間限定直売ショップも

　エディフィス 新宿店が、初めて増床リニューアルした。2階はこれまで「スピック＆スパン（Spick and Span）」のショップだったが、エディフィスとして日本とフランスのカルチャーをミックスした店舗に刷新。コンサルティングファーム「Lowercase」を主宰する梶原由景がディレクションする売り場「ポトラック（Potluck）」では、EC限定メンズブランド「シテラ（Citera）」初となる期間限定ショップインショップがオープンした。

　エディフィス 新宿店のリニューアルでは、「スピック＆スパン」の店舗時代の内壁を残しつつ、スチールフレームを取り入れ現代風にアップデート。メインターゲットの33歳から40歳の男性に向けて、「大人の趣味の部屋」をコンセプトに展開される。店内には「ラコステ（Lacoste）」や「アディダス（Adidas）」などメイドインフランスの古着を扱う自主編集売り場の他、日本で初めてパリ発のキュレーションデュオ、ウィリアムとルーシーの兄弟が手がけるライフスタイル型セレクトショップ「Serendipity Sport」のショップインショップが併設された。

　「ポトラック」は"互いの成果を持ち寄り構成する"コーナーで、「フィルメランジェ（Filmelange）」や「ループウィラー（Loopwheeler）」、「リラクス（The Reracs）」などをセレクト。また9月1日にデビューしたばかりの「シテラ」の期間限定店もオープンした。同店は「シテラ」にとって初の直売店舗で、オープン時にはデリバリー時期の遅い重衣料（10月に入荷予定）を除くデビューコレクションをフルラインナップ。エディフィスのバイヤー大滝北斗は「『シテラ』の世界観を大事にしながら、色別でレイアウトを組むエディフィスらしい空間に仕上げた」とコメントしており、10月には別注アイテムの販売も予定している。なお、9月21日開催されたレセプションパーティーでは、サイレント・ポエツ（Silent Poets）の下田法晴がdjを行い、顧客とともにリニューアルを祝福した。