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掲載日
2012/01/30
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オリーブ少女を生み出したファッション誌「Olive」展、金沢で開催
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2012/01/30
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金沢21世紀美術館が、2月25日から2003年に休刊したファッション誌「Olive(オリーブ)」にフィーチャーした展覧会「Olive 1982-2003 雑誌『オリーブ』のクリエイティビティ」を開催する。会場では、バックナンバー442号のなかから430号分以上を展示。バックナンバーの分析と制作に関わった人たちと読者たちの声を通して、同誌の本質に迫る。会期は7月1日まで。
「オリーブ」は、男性誌「Popeye」のスピンオフとして、マガジンハウスから1982年に創刊された月2回発行のファッション誌。2000年に休刊し、月刊誌としてリニューアル復刊を果たしたものの、3年後の2003年に再び休刊となっている。創刊時の編集長は「Popeye」、「Brutus」の創刊者でもある木滑良久(きなめり よしひさ)。ファッションをはじめ、ライフスタイルやカルチャーを提案する新たなタイプの女性向け雑誌で、読書層が「オリーブ少女」と呼ばれるなどブームを生んだ。
展覧会「Olive 1982-2003 雑誌『オリーブ』のクリエイティビティ」では、1980年代から2000年代にかけて全442号を刊行した雑誌「オリーブ」のバックナンバーを一堂に展示。現在では手に入れることが難しくなっているというバックナンバーを来場者が再び手に取り、"分析"してもらうことで、「雑誌の時代」を再考。時代を代表する「オリーブ」という一雑誌を通して、「現在」における少女文化(ガーリッシュ・カルチャー)について考える機会を提供する。
会期中には、「乙女のカリスマ」として若い女性に支持を集める嶽本野ばら(たけもと のばら)氏をゲストに迎え、大正から昭和時代にかけての「少女文化としての『オリーブ』」を題材としたトークショーを予定している。(日程は未定)
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