fashionsnap
2016/09/26
カルティエが日仏融合させた旗艦店を銀座にオープン、宮沢りえが祝福
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2016/09/26
「カルティエ(Cartier)」が、日本における旗艦店として「カルティエ ブティック 銀座」を9月28日にオープンする。開店に先駆けメディアに店内が公開され、女優の宮沢りえをゲストに迎えた点灯セレモニーが行われた。
「カルティエ ブティック 銀座」は、2003年に銀座2丁目ブティックの名で展開し、今回2年半の改装期間を経て新たに旗艦店としてオープンする。店内は総面積1000平米を超える広さで4フロアから構成し、ブランドの全商品を扱う。ファサードはパリの建築家シルヴァン・デュビュイッソンが担当し、建物の上層部は日本の障子の組子からインスパイアされた長方形のモチーフで、外観全体を眺めると「杉の木」を連想させるような構造になっている。
26日の午前に行われたプレビューでは、インテリアデザインを手掛けたブルーノ・モナワーがスピーチを行い、「各フロアそれぞれ日本を意識した特別な素材やカラーを取り入れ、日本とフランスを融合したような内装に仕上がっている。是非、階段で移動していただき、各フロア違った雰囲気を感じとって欲しい」と述べた。また、リシュモンジャパンカルティエプレジデント&チーフエグゼクティブオフィサーのカルロ・ガリリオは「パリにある本店の精神を引き継ぎ、日本の美や文化と融合した店舗になっており、ブランドのスタイルが銀座の街と調和できたと思う。アジアにおいてこの店舗以上にカルティエのホスピタリティやビジョンを感じ取ってもらえる場所はない」と"唯一無二"と位置づけるストアについてコメントした。
同日夜に行われたセレモニーには淡いピンクのロングドレスに総額5億円相当のハイジュエリーを身に着けた女優の宮沢りえが登場し、イルミネーションを点灯。「ジュエリーは母から子へ受け継がれていくもの。子供が生まれた時に娘の誕生石のエメラルドのジュエリーを母からプレゼントしてもらった」とブランドとのエピソードを披露し、「ジュエリーのお店には色々なドラマがある。この場所で素敵なドラマを作って欲しい」と店舗のオープンを祝福した。
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