掲載日
2016/02/23
2016/02/23
カンボジア、衣料輸出額6.7%増
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2016/02/23
2016/02/23
カンボジアの2015年衣料・靴の輸出額は、56億ユーロ(約6926億2700万円)で前年比6.7%増となった。うち衣料は51億ユーロ(約6307億7100万円)。一般特恵関税制度(GSP)が適用されることもあり、ヨーロッパが主要な市場となっている。
EUに対する輸出額は22億5000万ユーロ(約2782億8100万円)相当。続くアメリカには15億ユーロ(約1855億2100万円)がカンボジアから輸出されている。
主に海外資本による投資が輸入増額の要因だという。昨年は1年間で78の製造拠点が開設された。しかし、この勢いは今年はやや減速する見込みで、1億5200万ユーロ(約187億9900万円)に相当する38プロジェクトが予定されている。
カンボジアにとって繊維・衣料産業は経済の要であり、国内に存在する1200の縫製工場に70万人以上が従事している。縫製工場の労働者によるストライキは頻発しており、昨年の秋には労働組合の権利を強化する法案が可決、10月には、最低賃金の値上げも決定した。
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