「H&M」が、公式ホームページでキスをしている写真を投稿できるサービスを開始した。4月26日に発売されるセーフセックスとHIV / エイズに対する意識を高めることを目的とした活動「Fashion Against AIDS」によるコレクションの一環。特設ページにはすでに98カ国から9,237枚のキス写真がアップロードされており（4月22日現在）、枚数は日々増え続けている。

　「Fashion Against AIDS」の特設ページに溢れたキス写真は、キスをした写真をアップロードすると「H&M」が1枚につき100円をエイズ予防プロジェクトに寄付するというキャンペーンによるもの。男性と女性のカップルの他にも、男性と男性、女性と女性、複数人など、様々な国から様々なキスの写真がアップロードされている。SNSに対応しているため、FacebookやTwitterなどと連動ができる他、コメントすることも可能。また、発売に先駆けて公開された「Fashion Against AIDS」キャンペーンのビジュアル写真やムービーも、キスで溢れた作品に仕上がっている。

　2012年で5回目を迎える「Fashion Against AIDS」は、若い世代に向けてセーフセックスのメッセージを伝えるために、コレクションを発売し、ファッションを通じて寄付を募るとともに、若者のHIV / エイズに対する認識を高めることを目的としている。世界の大陸をインスピレーションに、エスニックの要素を取り入れた2012年の「Fashion Against AIDS」コレクションでは、国際色豊かなアーティストやイラストレーターが参加。色彩や柄、オーセンティシティに溢れるプリントが魅力となっている。コレクションの売り上げの25%を、世界の様々なHIV / エイズプロジェクトに寄付。国内では、H&M Harajuku、H&M Shibuya、H&M Shinjuku、H&M Ebisubashi 2、H&M Tenjinの5店舗で販売される。