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fashionsnap
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掲載日
2012/10/03
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コカ・コーラボトルを100%再利用したテーブルウェア nendoがデザイン
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2012/10/03
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「コカ・コーラ」から、ブランドを象徴するくびれのあるボトル「Coca-Cola Contour Bottle(コカ・コーラ コンツアーボトル)」を100%再利用したテーブルウェアシリーズ「Coca-Cola Bottleware(コカ・コーラ ボトルウェア)」が登場する。デザインを手がけたのは、国内外から高い評価を受けるデザインオフィスnendo(ネンド)。青森県伝統工芸品「津軽びいどろ」の指定工場で、硝子職人が数多く所属する北洋硝子により一つ一つ丁寧に手吹きされたボウルやディッシュなど全5型、各500個が10月31日から限定販売される。
2011年で125年を迎えた「コカ・コーラ」は、ライフスタイルが多様化しコミュニケーションが希薄となっている現代社会で人と人が寄り沿い食卓を囲み、大切な人との食を通したコミュニケーションの機会をつくるきっかけとして「Coca-Cola Bottleware」を発表。デザインを手がけた佐藤オオキ率いるnendoは「コンツアーボトルの面影を感じるグラスウェア」をコンセプトに、「コカ・コーラ」誕生の地米国ジョージア州の森に由来するジョージア・グリーンと呼ばれる独特の緑がかったガラス色と、細かい気泡や歪みを再生ガラスの魅力と捉え、これらを活かしたシンプルな形状を提案。飲料ボトルとしての役割を終え回収・洗浄した「Coca-Cola Contour Bottle」を砕いた後、ボトル上部を水平に"スパっ"と切り取ったような形に手吹きされたテーブルウェアに仕上がっている。10月31日に先行販売する「Cibone Aoyama(シボネ 青山)」をはじめ、11月1日から「シェアードテラス 外苑いちょう並木店」、11月6日から国内のデザインやインテリア、ライフスタイルショップの他、海外でも順次販売をスタートする予定だ。
「Coca-Cola Contour Bottle」は1915年に米国インディアナ州のルート・グラス・カンパニーのAlexander Samuelson(アレキサンダー・サミュエルソン)ら工員により生み出された製品。当時のデザイン開発には「暗闇で触ったときにもそれがコカ・コーラのボトルとわかるもの」という条件が挙げられ、1916年に現在の形状のボトルが完成。日本では「コカ・コーラ」の1957年の国内製造販売スタート以来、現在も使用され続けている。
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