来日中のLADY GAGA（レディー・ガガ）が21日、原宿を訪れた。原宿の古着屋「Dog（ドッグ）」や「Toga（トーガ）」が展開する古着店「Toga XTC」に来店。デザイナー 森川マサノリが手掛ける「Christian Dada（クリスチャン ダダ）」のレザーベストに韓国の新進気鋭のレザーブランド「99%IS」の帽子を合わせたファッションで現れ、一時原宿は警察が出動するなどで賑わった。

　LADY GAGAは震災後に来日して以来、約半年ぶりに訪日。成田空港に降り立った時は全身黒づくめのスタイルで登場し、洋服と合わせてリップにも黒いカラーをセレクトした徹底したルックが話題となった。翌21日はフリーということで、原宿でショッピングを決行。御用達ショップとして知られる「Dog」に来店することが事前に知れ渡っており、LADY GAGA来店前には多くのファンに店舗前に集まった。来店時の着用スタイルは「Christian Dada」の2012年春夏コレクションのスタッズ付きレザーベストに、同じくスタッズが散りばめられた「99%IS」の特注アイテム。ショッピングを終えたLADY GAGAは、ファンにサインしたり、話しをしたり、店員のほっぺたにキスするなどサービス精神旺盛に振る舞ったという。

　帽子を貸し出した「Candy（キャンディ）」は、来日に合わせて「99%IS」の他にも「Balmung（バルムング）」や奥間迅による「Jin Okuma（ジンオクマ）」など、新進気鋭のブランドから全20点ほどのアイテムを衣装提供している。担当者は「なかにはエスモードの学生の作品もピックしてお貸し出ししています。」と明かした。

　21日には、1年の締めくくりとして行われる紅白歌合戦へのLADY GAGA出演について出演交渉を行っていることを「幹部らが認めた」と伝えられている。NHKの広報担当者は取材で、「現段階では何も決まっていない」と回答しているが、LADY GAGA本人が来日したことで出演の可能性が高いのではと噂になっている。