セーレン株式会社は、平成２２年１２月１６日開催の取締役会において、Ｖｉｓｃｏｔｅｃｓ（Ｒ）（ビスコテックス）をはじめとするセーレン差別化加工を主力とした衣料品の一貫生産事業を、タイ子会社のサハセーレンにて開始することについて決めた。

タイ・サハセーレン内に、編・Ｖｉｓｃｏｔｅｃｓ（Ｒ）および加工・縫製までの衣料用繊維製品一貫製造工場を建設し、国内外の顧客に高品質の差別化製品（スポーツ衣料およびファッション衣料）を供給する。使用する原糸については，当社連結子会社のＫＢセーレンから調達し、原糸から加工、縫製までの セーレン・グループ一貫機能を結集する。

　　　初年度（２０１１年）の販売計画は２億円で、三年後には15倍の３０億円
を予定。投資予定額は１０．７億バーツ（約３０億円）プラチンブリ県カビンブリ市サハパット工業団地に敷地面積４８，７２０ｍ２、建物延面積１７，７２０ｍ２の工場を２０１１年２月に着工する。建物完成予定は２０１１年１１月で量産開始予定は２０１２年１月。衣料事業に従事する初年度従業員数は約１００名。３年後（２０１３年）には約４５０名になる予定。