フランス・パリ発のフレグランスブランド「diptyque（ディプティック）」が、反転させることで香りが広がる「砂時計型ディフューザー」を9月12日から順次発売する。応用美術を手掛ける「R'Pureスタジオ」とコラボレーションし、4年の歳月をかけて独創的な形のディフューザーを制作。フレグランスには、ブランド創業50周年を記念し登場したフレグランスシリーズ「サンジェルマン34」の香りが使用されている。

　1961年の創業した「diptyque」初のディフューザーとなる「砂時計型ディフューザー」は、「時間を計るのではなく、時間の真髄（エッセンス）を再現する」という解釈を中世から伝わる計器に取り入れた最新作。昔の思い出や現在の状況、未来のことが香りから喚起される点に着目して誕生した。余計な装飾を排除し純粋な美しさを追求した個性的なデザインのオブジェは、「R'Pureスタジオ」との4年に渡る共同制作により完成。砂時計型のディフューザーを反転させることで2つのガラス製アンプルを繋ぐ芯にフレグランスが染みて、香りが広がっていく。

　「砂時計型ディフューザー」のフレグランスに使用されている香り「サンジェルマン34」は、創業50周年を機に登場。しっとりとした苔や乾いたイチジクの葉などを原料に使用し、フレッシュかつスパイシー、そして独創的なグリーン系の香りを漂わせる。なお、ディフューザーの香りは約3ヶ月間持続する。