ハーヴェイ・ワインスタインの妻のブランド「マルケッサ」、NYでのショーを中止

　セクハラで告発されているハリウッドの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの妻であるジョージナ・チャップマン（Georgina Chapman）がデザインを手掛け共同経営者となっているブランド「マルケッサ（Marchesa）」が、来週ニューヨーク ファッションウィーク中に行う予定だったランウェイショーをキャンセルした。

　2004年にジョージナ・チャップマンがカレン・クレイグ（Keren Craig）と共同で立ち上げた「マルケッサ」は、2006年9月にランウェイデビューを果たして以来、ニューヨークを中心にショーを行っている。
 
　夫のハーヴェイ・ワインスタインに対する告発が続くなか、チャップマンは2月14日に「マルケッサ」のショーを開催することを決めていた。

　しかし、ブランドは最終的にショーを断念し、18年秋冬コレクションを「新しい形式で」発表するとした。詳細については明かされていない。
 
　昨年10月初め、ワインスタインに対する最初の告発があった後、夫との離婚を決めたと公に発表している。十年前に結婚した両者の間には2人の子供がいる。
 
　「マルケッサ」はセレブリティに人気のブランドで、レッドカーペットでもしばしば着用されている。
　
　ハーヴェイ・ワインスタインは、100人以上の女性からセクシュアルハラスメントや性的虐待の告発を受けている。