掲載日
2018/01/19
2018/01/19
パリ メンズファッションウィーク:「メゾン マルジェラ」、ガリアーノ初のメンズコレクション
掲載日
2018/01/19
2018/01/19
ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が2014年に「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」に就任して以来、初となるメンズフルコレクションが発表された。これぞ脱構築ファッションと呼べるようなデビューだ。
ランウェイから2シーズン遠ざかっていたマルジェラのメンズ。リカルド・ベッリーニ(Riccardo Bellini)CEOによると、「ジョンが最初から最後まで監修した最初のコレクション」だという。インサイドアウトのカッティングや、異素材ミックス、切りっぱなしの始末などが光るコレクションとなった。
シルエットはリラックスしたもので、ブルーのシルクスーツやワイドショルダーのチョークストライプジャケットが目を引く。しかし、何と言っても特筆すべきは、体を包み込むような、ファンタジーに溢れたフロックコートとトレンチだろう。
アクセサリーとして、ガリアーノは新モデルのバッグを考案。ピローのようなレザー製の「Man Bag」のほか、足元にはマルジェラのアイコニックなタビブーツを合わせた。
ガリアーノは、マルジェラのシグネチャーに忠実だった。マルジェラが愛したペイントデニムジャケットはもちろん、スキーのアイゼンをモチーフにしたサンダルのような、コンセプチュアルなアイテムも。
「メゾン マルジェラ」のメンズウェア事業は堅調で、全世界300店舗で取扱いがある。ウィメンズの380店舗に迫る勢いだ。
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