掲載日
2015/05/06
2015/05/06
プーマ、通期見通しを下方修正 ドル高の影響で
掲載日
2015/05/06
2015/05/06
プーマが5月6日、2015年通期の営業利益率と利益見通しを下方修正した。米ドルの上昇により仕入れ値が高騰し、第1四半期は大幅な減益となっているという。
2015年1-3月の営業利益は前年同期比36%減の3750万ユーロ(約50億6250万円)、純利益は同30%減の2480万ユーロ(約33億4800万円)だった。
これを受け、同社は2015年の通期見通しを下方修正。営業利益予測を、2014年に比べ1億2800万ユーロ少ない8000万〜1億ユーロ(約108億〜135億円)まで引き下げた。これに伴い、純利益も減収と予測。売上高見通しは前年比5%増で据え置いた。
プーマはシューズやTシャツ、その他スポーツ用品の生産を欧州以外の国で行っており、原材料の仕入れはドル建てで行っている。一方で、欧州での売上が多い。欧州を拠点に輸出を行う企業はユーロ安の恩恵を受けているが、プーマの場合はドル高ユーロ安の犠牲になっているというわけだ。
同社は6日に株主総会を開催。四半期決算は8日(金)に発表される予定だ。
(2015年5月6日現在、1ユーロ=135円で換算)
不許複製・禁無断転載
© 2024 FashionNetwork.com