AFP-Relaxnews
2017/02/27
ミラノ ファッションウィーク:フランチェスコ・リッソが初の「マルニ」コレクション披露
AFP-Relaxnews
2017/02/27
フランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)が手掛ける「マルニ(Marni)」初のランウェイでは、バブルラップ(緩衝材)を用いたデザインが目についた。
ファネルネックや波打つようなシルエット、そして気泡の入ったプラスチック素材を利用した非常に現代的なルックも登場。
一年を通して使えるアイテムを多数提案したリッソ。シャイニーなPVCのブラックハットやブーツは雨の日に、そして残暑にはライトなドレスも用意した。
リッソは、「予期しない瞬間の感情が、無限の可能性に繋がる」というコンセプトを表現したかったとAFPに語る。
「一つ一つの動きは、そのものが自身のリアリティを作りだす動きの中にある」と謎めいた言葉を紡いだ。
客席のベンチにもバブルラップが敷かれ、会場となった倉庫には建設現場を模した足場が組まれた。まるでブランドの再出発を象徴するような演出だ。
中でも一番目を引いたのは、ブルーマリンのファネルネックカクテルドレスと、バブルラップ風のトップスに小さな丸いミラーを多数あしらったスカートを合わせたルックだった。
パステルイエロー、ブルー、ピンクといった色を基調に、キルティングのワックスコットンを使ったコートやジャケットでランウェイをスタートさせたリッソ。
頭にはパディントンベアー風のレインハット、足元はブラックやエレクトリックブルーのビニールブーツといった小物使いが目立つ。
フェイクファーのコートやジャケット類はオーバーサイズシルエットを描く一方で、スカートはシンプルに、膝丈にフロントスリットを入れたものなどが登場した。
大きなガラスボールを連ねたネックレス。さらに踵がボールになったサンダルも見られた。今シーズンのトレンドでもあるフローラルとジオメトリックパターンは、ドレスやスカートに散らした。
ビキニトップとブラはドレスやトップスの外に縫い付ける形で取り入れていた。ジオメトリック柄のシルバードレスにピンクのブラを合わせ、レッドのPVCブーツを合わせるスタイリングも。
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