ミラノの「国際繊維機械展示会（Itma）」、来場者12万3000人

by

Matthieu Guinebault

掲載日
2015/11/27

　4年に1回開催される「国際繊維機械展示会（以下、Itma）」。2015年はミラノで開かれ、計147ヵ国から12万3000人の来場者が募った。

　バルセロナで開催された前回は、2011年の世界的不況にも影響されたが、今回はそこから来場者数を20％伸ばして盛況のうちに幕を閉じた。欧州繊維機械製造事業者団体（Cematex）のシャルル・ボードワン（Charles Beauduin）会長も「記録的な大成功だ」と評している。共通テーマには、サステナブル（持続可能）な成長を掲げた。
 
　「新規であれリピーターであれ、来場者は皆真剣だった。競争力をつけるためにも、新しい画期的な解決法を真摯に探究している」と会長。

　イタリアからが18％、次いでインドが9％、そしてトルコ8％、ドイツ7％と続く。その他、フランス、アメリカ、イラン、ブラジル、パキスタン、スペインからの業者も見られた。
 
　次期Itmaは、16年6月20日～26日まで再びバルセロナで開かれる。