掲載日
2012/05/09
2012/05/09
ユニクロ、国内事業の不振続く
掲載日
2012/05/09
2012/05/09
Uniqlo.com |
中国や米国をはじめ、野心的な海外展開を進める「ユニクロ」だが、国内では不振が続いている。4月の国内売上高は6.8%後退した。
国内事業の落ち込みは、2011年3月の東日本大震災以前から見受けられる。2010年9月から2011年3月にかけて売上高が前年同月比でプラスとなったのは1月のみで、2011年8月期の国内売上高は6%減となり、営業利益は21.3%落ち込んだ。
2012年第1四半期も売上は伸び悩み、2011年9月は前年同月比10.7%減、10月は4%減、11月は1%減となっている。一方、第2四半期は回復に転じ、2011年12月は前年同月比14.2%増、2012年1月は7.9%増、2月は1.2%増だった。
3月は5.1%増を維持したものの、4月は再び後退し、売上高は6.8%減となったことから、2012年8月期も国内売上高は後退する可能性がある。客単価が伸び悩んでいることが、国内事業不振の理由と考えられる。
「ユニクロ」は現在、国内に約830店舗、海外に235店舗以上を展開している。
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