ワンオー初のセレクトショップ「ナカザキ オー ハイツ」が大阪・中崎町にオープン

　アッシュ・ペー・フランスの事業部「PR01.」から独立したワンオーが10月28日、初のセレクトショップ「ナカザキ オー ハイツ（Nakazaki O Heights）」を大阪・中崎町にオープンする。

　梅田から徒歩約20分のエリアに位置する中崎町は、昔ながらの風景を持ちながら個性的なクリエーターや独自性の高いアパレルショップが集まる街。ファッションを中心とした事業を手掛けているワンオーは、中崎町が持つ独自な文化に共感し、セレクトショップのオープンを決定したという。
 
　面積約54平方メートル、3フロア構成の店舗は「クリエーターが集まるアパート」をコンセプトに、伝統的な日本家屋を改築。長年にわたりアメリカやヨーロッパの注目ブランドを日本に上陸させた大坪洋介と、日本のジュエリーを国内外に発信してきた神谷温子がディレクターに就任し、2人の偏愛的目線で集められた商品が並ぶ。

　1階は大坪のクローゼットをイメージし、過剰在庫をアップサイクルした輸入アパレルブランド「アトリエ&リペアーズ（Atelier & Repairs）」や、ビンテージの古着、アクセサリーなど1点物のカジュアルファッションアイテムをそろえる。2階では、ストーリー性の高い日本のジュエリーなどを販売。3階はフリースペースとして、今後さまざまなクリエーターによる期間限定のイベントを行う予定だ。
 
　オープン記念企画として、3階のスペースに大坪が29年間住んでいたロサンゼルスの家の一部を再現した「Otsubo 29 Collection」を開催。世界各国のアンティークショーやアンティークフリーマーケットなどで買い集めた1940年代から1970年代のビンテージの服や雑貨、インテリア、アート、キッチン用品などを展示販売する。