ワールドが、レディスインナー販売のケーズウェイと資本業務提携契約を結んだ。8月中にケーズウェイの既存株主からの株式取得と新たに発行する株式引き受けにより、同社の発行済株式の67％を取得する。買収金額は非公表。

　1987年に設立されたケーズウェイは、ランジェリーブランド「Risa Magli（リサマリ）」の企画・開発・販売を行っている企業で、トレンドを取り入れた商品が20代から30代女性を中心に人気を集めている。卸販売を中心に展開していたが、2006年にオープンした神戸・三宮の単独路面店出店を皮切りに、主要百貨店の下着売場などでのコーナー展開や駅ビル、ファッションビルなどに出店を加速。SPA事業としても展開を広げており、今回更なる規模拡大を目指し、ワールドと資本業務提携契約を締結。ワールドはこれまで培ってきた小売型SPA業態のプラットフォームを活用し、「Risa Magli」の事業拡大を図っていくという。