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掲載日
2013/04/17
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三井不動産「三井アウトレットパーク木更津」が好調 売上410億円超で2期増床
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2013/04/17
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三井不動産の国内12施設目となるアウトレットモール「三井アウトレットパーク 木更津」が、4月13日に開業1周年を迎えた。1年間で当初目標の3割増となる410億円超の売上を記録し、想定以上に広域から客を取り込んで好調に推移しているという。2014年夏には現在の174店舗から約220店舗に店舗数を拡大・増床する第2期の開業が予定されており、周辺商業施設との相乗効果を図りながら首都圏最大級のアウトレットモールの認知度拡大を目指す。
17日に開かれた「三井アウトレットパーク 木更津」の報告会で、同社商業施設本部に新設されたアウトレット部の藤波伯彰部長は、開業1年目の状況を「消費意欲を刺激して好調なスタートを切った。千葉県内をはじめ、アクアライン対岸の東京や横浜を含む関東圏全域から幅広く来場している」と説明。今月27日には国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の開通が予定されており、さらなる広域からの来場客を見込む。2014年夏に向けて第2期開発を進める計画で、約50店舗を新たに誘致して人気のフードコートについてはスペースを約1.5倍に拡張するという。
木更津市は土地区画整理事業による新市街地の形成が進み、人口の増加傾向が続いている。これに合わせて立地条件の良さを活かした新大型店の出店が相次いでおり、既存の「三井アウトレットパーク 木更津」やホームセンター「カインズホーム」などに加えて、2014年秋には築地地区に「(仮称)イオンモール木更津」が開業予定。大場修アセットマネジメントグループ長は「プロパーモールとアウトレットモールでは、来場客それぞれの目的や行くモチベーションが違う。棲み分けはできている」と話しており、同じく千葉県内で4月19日に開業する「酒々井プレミアム・アウトレット」との「共存」関係も視野に「事業拡大の余地は多いにある」として引き続きアウトレットモールの新規開発に注力していく考えだ。
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