三井物産が、「三井物産ブランド・プロジェクト」の始動を発表した。プロジェクトのトータルプロデューサーには、アートディレクターでクリエイティブディレクターの佐藤可士和を迎える。

　「三井物産ブランド・プロジェクト」は、同社の今後の持続的な成長に向けた取り組みの一つとして、ブランドイメージを統一し、企業理念や価値観をわかりやすく発信することを目指すという。佐藤可士和の起用を通じて、総合的なブランド戦略を構築・推進していく。

　佐藤可士和は、博報堂を経てクリエイティブスタジオ「Samurai（サムライ）」を設立。主な仕事は国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロのクリエイティブ・ ディレクター、セブン-イレブンジャパンのブランディング、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュース、ヤンマーがブランドイメージの向上を目指す「プレミアムブランドプロジェクト」の総合プロデューサーなど。近年は、今治タオルのブランディングやJAPAN国際コンテンツフェスティバルのクリエイティブディレクションといった、日本の優れたコンテンツを海外に広く発信するプロジェクトにも力を注いでいる。