2010/11/25
丸井グループと楽天、Eコマース事業などに関する業務提携に合意
2010/11/25
株式 会社丸井グループと楽天株式会社は、本日25日、Eコマース事業等における業務提携について合意した。
楽天は1997年5月の「楽天市場」設立以来、全国の中小企業・個人事業主に対して楽天市場への出店を積極的に案内してきた。インターネット ショッピングモールとしての規模が日本最大級にまで拡大した昨今では、大手企業の出店も加速しており、ファッションジャンルにおいても大手企業との連携を 強化している。またEコマース事業以外にも、楽天グループは電子マネー事業、クレジットカード事業なども運営し、総合的なインターネットサービスを提供 している。
一方、丸井グループは大型商業施設「丸井」の運営を中心とする小売事業とグループ子会社が発行する「エポスカード」を基軸とし、 現在ではWeb通販事業(マルイウェブチャネル)の高成長とともに、グループの経営資源を最大限に活用した「店舗」「カード」「Web」の三位一体型のビ ジネスを推進している。
両社は、それぞれがもつビジネス基盤を相互に活用し合うことで、新規顧客の開拓などによる事業のさらなる拡大を図ることができると判断し、業務提携に関して合意に至ることとなりました。
<丸井の「楽天市場」への出店>
包括的な業務提携の第一弾として、2010年12月中旬を目処に、丸井の自主企画プライベートブランド商品(PB)を中心に人気のアイテムを販売すること を目的に、「楽天市場」上に丸井のオフィシャルショップを出店する。ニーズの高いレディスファッションや雑貨等から展開を始め、順次、ブラ ンド・アイテムを拡大していく。これまで、丸井のPBは、マルイ全22店舗のほか、「マルイウェブチャネル」や外部のショッピングセンター等に出店 している専門店で販売してきた。
<「楽天市場」出店店舗の丸井への出店>
楽天市場に出店されている人気のアパレルショップが、丸井の店舗内のイベントスペースや丸井が定期的に開催している店外催事に出店することを両社でサポー トするなど、イベント等の共同企画・運営を実施する予定。これにより楽天市場の出店店舗の百貨店等への進出が実現することになり、ファッションジャン ルの店舗に対して新たなエンパワーメントを実施できる。また商品を購入するお消費者にとっても、魅力ある商品との新たな出会いの場を提供することで、 両社それぞれに集客力が高まるものと考えています。
このほか、変化し続ける消費者の買物スタイルに合わせ、ネットから店舗へ、店舗からネットへの相互送客を進めるとともに、Eコマースや金融サービスをはじめ として、多角的に連携を図っていくとする。
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