創造性を加速させる"法＋デザイン思考"を提唱、若手弁護士の水野祐が初の単著を出版

　法律家の立場からクリエーターを支援しているシティライツ法律事務所の水野祐が、初の単著「法のデザイン―創造性とイノベーションは法によって加速する」を2月24日にフィルムアート社から発売する。価格は税込2,376円。現在Amazon.co.jpなどで先行予約を受け付けている。

　同書では、アフターインターネット時代における法をとりまく環境を考察し、国家が一方的に定めるルールに従うのではなく、自発的にルールメイキングしていくための「リーガルデザイン」という新しい法の設計論を提唱。法の役割が「自由を規制し、創造性やイノベーションを阻害する」だけではなく、創造性やイノベーションを加速するための「潤滑油」のように捉えて設計することが可能であるとして、音楽や出版、アート、写真、ゲーム、ファッション、二次創作から、不動産や金融、家族、政治まで様々な切り口で掘り下げる。