奥山清行によるイッセイ ミヤケ ウオッチ新モデル「GT」デビュー

　「イッセイ ミヤケ ウオッチ（Issey Miyake Watch）」のプロジェクトに工業デザイナー奥山清行が起用され、新モデル「GT」が発表された。全4機種各100本限定で、6月9日に発売される。

　「イッセイ ミヤケ ウオッチ」は世界のプロダクトデザイナーと取り組むウオッチシリーズで、新たに参加したKen Okuyama Design代表の奥山清行は、フェラーリ エンツォやマセラティ クアトロポルテなどを手掛けたカーデザイナーとして名高い。新モデル「GT」のコンセプトは、モータースポーツにちなんで「グランド・ツーリング（大いなる旅）」。職人の手作業によるザラツ研磨で仕上げられたケースに、日本製の機械式ムーブメントを搭載した。スピードメーターを彷彿とさせるダイヤルデザインと、疾走感のあるケースサイドの溝状ラインが特徴。装着時にウオッチヘッドが傾き、見やすいポジションを確保できるようパーツの長さに変化をつけた専用バンドを採用している。

　「GT」シリーズはプレステージ・ウオッチという位置付けで、希望小売価格は290,000円から360,000円（いずれも税別）。世界の「イッセイ ミヤケ」ショップと全国の「GT」取り扱い店舗で販売が予定され、発売に先駆けて4月4日から予約受付を開始する。