ミカム大成功

ミラノで行われた靴の展示会ミカムが大成功のうち9月22日に終了した。9月19日開始から4日間開催されたがその間来場者は4万2329人で昨年同期比6,2％増。世界中から駆けつけたバイヤーの数も10,5％増加した。
「今回のミカムの結果はわれわれが予想した以上のものだった。」展示会のオーガナイザーでANCI（イタリア靴生産協会）の会長であるヴィート・アルティオーロは言う。

幅広い男性靴の品そろえに女性靴と子供靴は中間から上の価格帯。ミカムはほかの展示会と比べてもその時のニーズにマッチした商品をタイミングよく揃えることで知られている。展示企業は計1600。そのうちイタリア国外からは585社が出展。ブラジル、日本、フランスからそれぞれの国の技とスタイルを見せ付けた。

製造企業、メーカーそしてヤングクリエーターたちも今回の展示会の違いを肌で感じた。「ビジネスができる環境が戻ってきました。わざわざ海外から出張して買い付けに来た新規顧客がたくさんいました。ここのところ滅多に見られなかったことです。」自身の名を関したブランドを持つフィンランド人デザイナーミンナ・パリッカは言う。「この展示会に来る度に新しい発見があります。価格と品質の関係がとてもいいのです。」パリのブティック、プリュンのデザイナーアデル・ゴミッドは言う。