fashionsnap
2015/02/13
日本ブランドのグローバルランキング発表 ユニクロが初のトップ10入り
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2015/02/13
インターブランドが2月12日、7回目となる「Japan's Best Global Brands 2015(日本のグローバルブランド Top 30)」を発表した。日本のグローバルブランドのブランド価値の合計金額は前年比15%と大幅増で、史上最高を更新。自動車関連ブランドやエレクトロニクスブランドが上位に揃うなかで、グローバル展開を加速させる「ユニクロ」がトップ10に初ランクインしている。
「Japan's Best Global Brands」は、グローバルな事業展開を行う日本発のグローバルブランドを対象にブランド価値を算定したランキングを発表。2015年は昨年に引き続き、米国をはじめとする先進国の経済回復や円安など外部環境の改善を受けて日本ブランドの価値が大幅に伸長した。トップは昨年に引き続き「トヨタ」が獲得。「ユニクロ」は7位を記録し、ブランド価値では前年比17%増の48億5,900万USドルと大きく飛躍した。
同日に発表された国内のリーディングブランドのブランド価値を評価する「Japan's Best Domestic Brands 2015(日本の国内ブランド Top 30)」では、消費税増税による景況感の停滞や円安による原材料費の増加などの煽りを受け、トップ30に入ったブランド価値の合計金額は前年比1%と踏みとどまった一方、個別で見ると前年比減少となったのは4ブランドのみと堅調ぶりが目立った。昨年のランキングで4位にランクインした「ユニクロ」がグローバルブランドへとステージを変えているなかで、「MUJI」は昨年の21位から17位へランクアップ。ブランド価値は前年比35%増と最も高い伸び率を見せ、「ユニクロ」に続く流通ブランドとして存在感が高まっている。
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