fashionsnap
2017/07/03
最先端のアングラカルチャーが集結する新ショップ「ドミサイル東京」が原宿にオープン
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2017/07/03
ファッションや音楽、アートなどさまざまなカルチャーをコンセプトに期間限定のポップアップを開催する新ショップ「Domicile Tokyo(ドミサイル東京)」が7月1日、原宿にオープンした。ラッパーとしても活躍するRyuzoがディレクターを務め、さまざまな分野で活躍するアップカミングなアーティストやクリエーターとのコラボレーションを通じて、最先端のアンダーグラウンドカルチャーを紹介する。
Yoshirottenがデザインを手掛けた店舗は、昔からある民家を改装。「近未来的な日本の民家」をコンセプトに、庭には伊豆諸島の神津島から取り寄せた石や鹿おどしが置かれたほか、庭と店内を赤一色の襖が隔て、店内には空中盆栽が設置されるなど和の要素に近未来的なディテールが取り入れられた。
Domicile Tokyoは、個人やチームなどキュレーターを迎えたポップアップを随時開催。オープン時はニューヨークのLQQK Studioが展開するプロジェクト「Gateway」がキュレーションするTシャツのポップアップを開催し、取り扱いブランドにはA$AP Rockyが始動したクリエーティブエージェンシー「AWGE」をはじめ、エーロン・ボンダロフが主宰するインターネットラジオ番組「Know Wave」、シカゴのセレクトショップ「RSVP Gallery」バイヤーのEasy Otaborが手がける新ブランド「Infinite Archive」などがそろう。セレクトブランドによる同ショップ限定アイテムや、Yoshirottenがグラフィックを手掛けるDomicile Tokyoのオリジナルブランドも販売する。ショップのディレクターを務めるRyuzoは「音楽の繋がりから、カルチャー色の強いアップカミングなブランドをいち早くキャッチできる環境にいる。それらを紹介できる場を用意しようと思った」とショップオープンに至った経緯を説明。ヒップホップを通じて知り合ったアーティストの友人が海外にも多いといい「彼らが来日した際に、東京で連れて行くところがあまりなかった。彼らにとってもこのお店がたむろできる場所になれば」と期待を寄せた。
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