fashionsnap
2017/01/06
東京五輪ユニフォームも刺し子で、ポータークラシックの刺し子限定ストアが復活
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2017/01/06
昨年人気を集めた「ポーター クラシック(Porter Classic)」の"刺し子"限定ストアが、「伊勢丹新宿店メンズ館1階」に復活した。店頭では「PC Sashiko」のブラックカラーが初披露されるなど、「刺し子Black」をテーマにしたアイテムを中心に展開。来年はパリでの展開も決定しており、代表取締役の吉田克幸は「2020年の東京五輪でユニフォームに刺し子を使ってほしい」と自身の夢について語った。
限定ストア「Sashiko Love 2」では、代々受け継がれてきた刺し子生地を現代に復刻した「PC Sashiko」を展開。手塗りのフランス印象派ボタンを使用したユニセックスに着られる定番ジャケットや、「Wolf's Head」の幹田卓司とコラボレーション制作したライダースジャケットに加え、キャップやウォレットなども販売されている。新色のブラックについて取締役の吉田玲雄は「藍に比べ、奥行きや濃淡が出にくい黒の刺し子をどう面白く世界基準のスタンダードにできるかを意識した」と話しており、紫色のスタッズを乗せてみたり赤い刺し子糸を使うことでコンビネーションで見せるデザインを提案した。
2017年1月に「PC Sashiko」はThe Japan Store Isetan Mitsukoshiで展開されることも決まっており、「世界基準のスタンダード」をコンセプトに掲げる同ブランドの本格的な海外展開もスタート。吉田克幸は「刺し子はクラシックなスーツからミリタリー、アウトドア、スポーツまで使うことができるとても魅力的な素材です。もっと世界にその素晴らしさをアピールして、次の世代に引き継ぐことができれば」と話している。
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