衣服や装身具を制作するアーティストのクリスティーナクリナ（Christina Culina）が、エキシビション「trafficligh」を表参道のセレクトショップ「ヴット（Wut）」で11月18日から開催する。会場では、ニット作品の展示に加え、約10点のアイテムを販売。期間は11月30日まで。

　クリスティーナクリナは富山県生まれの日本人アーティストで、糸・布・紐を用い、装身具から空間まで多種多様なものをすべて手編みで制作している。2009年に伊勢丹新宿本店 Re-s tyle Plusで作品販売を行い、2012年にはメガネブランド「ゾフ（Zoff）」のCM衣装を手がけた。

　「trafficligh」では、交差点の信号機がもつ、世界とのコントラスト・滑稽なほどの鮮やかさ・人工性・強制誘導性・野生性の麻痺と、常に潜むそれらの崩壊をイメージし、テクスチャーとディテールに落とし込んだという作品を展示。「trafficligh」をコンセプトにした服などの販売も行われる。


■trafficligh

会期：2014年11月18日（火）〜11月30日（日）
住所：WUT 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-1-15