社会が抱える課題を読み解き解決しようとする意志や活動そのものに目を向けた企画展「活動のデザイン展」が、六本木の21_21 Design Sightで開催される。ディレクターは、ジャーナリストの川上典李子とスウェーデン在住のキュレーター横山いくこ。"ファブ・マインド"を感じさせる国内外約20組のプロジェクトで構成する。会期は10月24日から2015年2月1日まで。

　変動する世界を生きぬく様々なヒントを提供する「活動のデザイン展」は、手にとれるデザインに限定せず、社会的な問題を解決しようとする意志や活動自体にフィーチャーした作品を展示。世界を俯瞰（ふかん）するアプローチをはじめ、これまでは見えていなかった物語をかたちにして伝える活動や社会との新しい関係を築く提案、現在から未来を見通すリサーチなどを紹介する。参加作家は、スキーマ建築計画の長坂常や国立天文台のアルマ望遠鏡とコラボレーションする川村真司（Party）、本展ディレクターの横山いくこが携わるEditions in Craft（エディションス イン クラフト）など国内外からおよそ20組。グラフィックデザインは、アーティストユニット「Nerhol」としても活動する田中義久が手がける。


■21_21 DESIGN SIGHT 企画展「活動のデザイン展」

　会期：2014年10月24日(金)〜2015年2月1日(日)
　休館日：火曜日(10 月 28 日、12 月 23 日䛿開館)、年末年始(12 月 27 日〜1 月 3 日)
　開館時間；11:00〜20:00(入場は 19:30 まで)

　入場料：一般 1,000 円、大学生 800 円、中高生 500 円、小学生以下無料
　会場：21_21 DESIGN SIGHT (東京ミッドタウン・ガーデン内)
　　　　東京都港区赤坂 9-7-6 Tel.03-3475-2121