ジェンダー・ステレオタイプを覆したバービーのCMが話題に

　今月発された「モスキーノ（MOSCHINO）」とバービーのカプセルコレクションで制作されたムービーに、バービー人形のCMでは初めて男の子が起用され、反響を呼んでいる。「バービーは女の子のもの」というジェンダー・ステレオタイプを覆したとして、ネット上で高く評価する声が上がった。

　CMの中では「モスキーノ・バービーは、すごくいいよ！（Moschino Barbie is so fierce!）」のセリフとともに、男の子がバービーにバッグや携帯電話を持たせて遊ぶ様子が収められている。特に男性のバービーファンの反響が高く、ユーチューブユーザーは「泣きそうになった！小さい頃、姉のバービーでよく遊んでいたけど、そのことを恥ずかしく思うことがあった。"男の子" "女の子"という括りでなく、子供が子供でいることが受け入れられるような社会に変わってきていることが嬉しい」などとコメントしている。

　モスキーノ・バービーは、9日の発売開始から1時間以内で完売し、現在オークションサイトでは元値150ドルの2倍以上の価格で取引されている。