2019/06/14
ピッティ、「CR Runway」x「ルイザヴィアローマ」のショーでフィナーレ
2019/06/14
イタリア・フィレンツェのメンズ展示会「ピッティ・ウオモ(Pitti Uomo)」は、カリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)の「CR Runway」と90周年を迎える同地のセレクトショップ「ルイザヴィアローマ(LuisaViaRoma)」によるスペシャルランウェイショーで幕を閉じた。
VIPとしてはフィレンツェ市長やヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)、ラウドミア・プッチ(Laudomia Pucci)、レモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)などが姿を見せ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に落ちる夕日を眺めながらのショーとなった。招待客は3500人以上と大規模だ。
ランウェイに登場したのは90ルックで、合計50ブランドからセレクトしたアイテムを、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)、エヴァ・ハーツィゴヴァ(Eva Herzigova)、マリアカルラ・ボスコーノ(Mariacarla Boscono)、イリーナ・シェイク(Irina Shayk)といったトップモデルたちが纏った。ショーの準備には1年の歳月を費やし、直前の1ヵ月間は1000人ものスタッフがかかりきりになったそうだ。現地紙の報道によれば、プロジェクトの費用は500万ユーロ(約 円)にも上るとの話だが、これは「ルイザヴィアローマ」のアンドレア・パンコネージ(Andrea Panconesi)が出している。
スタイリングを手掛けたカリーヌ・ロワトフェルドは、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander Mcqueen)」、「バレンシアガ(Balenciaga)」、「バーバリー(Burberry)」、「ディオール(Dior)」、 「フェンディ(Fendi)」、「ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)」、「ジバンシィ(Givenchy)」、「グッチ(Gucci)」、「ヘロン・プレストン(Heron Preston)」、「ジュンヤワタナベ(Junya Watanabe)」、「マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)」、「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」、「モスキーノ(Moschino)、「オフ-ホワイト(Off-White)」、「オリヴィエ・ティスケンス(Olivier Theyskens)」、「プラダ(Prada)」、「リック・オウエンス (Rick Owens)」、「リチャード・クイン(Richard Quinn)」、「トム・ブラウン(Thom Browne)」、「トム・フォード(Tom Ford)」、「ヴァレンティノ(Valentino)」、「ヴェルサーチェ(Versace)」、「ヴェトモン(Vetements)」、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」、「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」など50ブランドから、2019年秋冬メンズ・ウィメンズアイテムを選んだ。
ブランドはそれぞれ2ルックほどを提案しているが、中には今回のために特別に用意した限定アイテムもあり、こちらは「CR Runway」サイトで販売される。
ランウェイには、ラテックスのサイハイブーツ、タイトなロングドレスや、メンズにはベロアのセットアップやストリートテイストなスタイルも登場し、90年代風のセクシーでグラマーなシルエットに仕上がっていた。クリスタルやスパンコールで迎えたフィナーレの後は、レニー・クラヴィッツのコンサートが。デザイナーやブランド側の招待客限定でガラディナーも開催された。
不許複製・禁無断転載
© 2024 FashionNetwork.com