掲載日
2016/11/14
2016/11/14
ベルギー発「エッセンシャル アントワープ」、アジア展開を強化 17年春夏から日本展開開始
掲載日
2016/11/14
2016/11/14
ベルギー発のアパレルブランド「エッセンシャル アントワープ(Essentiel Antwerp)」が国外事業を強化している。現在フランス、スペイン、オランダといった欧州諸国を中心に展開しているが、17年春夏からは、日本、中国、ロシアの3ヵ国に進出する。
まずは卸売から開始し、3シーズンに渡るテスト期間を経て、結果が出ればフランチャイズ店舗出店、という流れを予定しており、中東や韓国などではすでに前例がある。また、北欧への拡大も視野に入れる。
一方で、ブランドの営業マネージャー、ゲラルド・ディドニク(Gérald Didnik)氏は、アメリカでの事業は「ゼロからやり直す」ため一時休止し、販売網の見直しを図る、とも話した。
「エッセンシャル」は1999年、ベルギーのアントワープでエスファン・エグテサディ(Esfan Eghtessadi)とインゲ・オンセア(Inge Onsea)が立ち上げたブランドで、最近ではスペインとオランダに新たな直営店を開設した。パリには現在2店舗を構えているが、来年には旗艦店をオープンしたい考えだという。
16年通期の業績に関しては、売上高12%増の5000万ユーロ(約58億円)相当を見込んでいる「エッセンシャル」。現在43店舗の直営店を展開し、毎年4~6店の新規開設を目指す。
日本での展開に関しては、今年5月に株式会社サン・フレールが日本における輸入販売権取得を発表している。
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